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BLOG,大久保純子

睡眠時無呼吸と治療法について


睡眠時無呼吸について

日本人は睡眠時無呼吸SASになりやすい!

寝ている間に呼吸が止まり、血中の酸素濃度が低くなると、脳は覚醒させて呼吸を促します。

それが頻繁に起きると、睡眠が浅くなり回復機能が低下、疲れが残り日中の活動にも影響を及ぼします。

このSASになりやすいかどうかを見分けることができるのです。

ずばり、「歯並び」です!

SASの患者さんの治療法の一つに、専用のマウスピースを夜間装着することがあります。

下あごが後ろに下がり、気道を閉塞するのとで呼吸が止まるため、

装置は下あごを前方に押し出した位置に設定して作成します。

では、なぜ下あごが下がってしまうのでしょうか?

歯並びの悪い方の多くは、上あごの成長不足です。

つまり、上あごが小さく細いため下あごが前にいけないのです。

上あごが狭いということは、その上にある鼻腔が狭いということです。

鼻呼吸を忘れて、口呼吸を続けると舌の位置が下がり上あごは成長しません。

そのため、細くV字型のアーチに育ってしまい、下あごは後ろに押し込まれるのです。

舌は下あごにくっついているので、夜横になると下あごの重みで気道をふさいでしまうのでいびきや無呼吸になってしまうのです。

日本人は、欧米人に比べ、平坦な顔立ちなので、上あごの前方成長が劣っています。

睡眠時無呼吸の治療法

1時間あたり5回以上10秒以上息が止まったり、低酸素状態がみられると、睡眠時無呼吸症(SAS)と診断されます。

その治療法は、無呼吸の回数が20回以下ならば、歯科医院でマウスピースの作成をして夜必ず装着して寝てもらいます。

20回以上の場合は、C-PAPという酸素を加圧し吸入する装置を設置し夜中酸素マスクをつけて寝ることになります。

どの治療法も、患者さんにとっては苦痛であり、対処療法でしかありません。

歯科医院を訪れるSASの患者様には、共通の特徴があります。

40歳以降で肥満傾向、運動が苦手で筋力がおちている、歯並びが悪い、口呼吸、などです。

これらの共通点がみられる方は、将来SASになる可能性が高いということです。

では、それをつくる原因を見つけ、今からできる予防法を始めましょう!

予防としては、小児期から、あごを十分に発達させるように

1.しっかり噛む

2.舌を上あごにつけておく

3.お口を閉じることが大事です。

骨格は遺伝しやすいので、環境を変えて、しっかりとあごが発達するように機能育成をしましょう。

成人の場合は、矯正治療をしてもあごを積極的に大きくすることはできないので、舌やお口の周りの筋肉をトレーニングして舌が気道をふさがないように筋力をアップさせましょう。

筋トレなので、毎日のトレーニングが欠かせません。

しかし、このトレーニングの二次的効果が素晴らしいのです。

表情筋が活性化してお顔のたるみがなくなり、舌のトレーニングにより下あごの二重あごが改善して小顔になるのです。

特に、女性の方はほうれい線が目立たなくなって、若返り効果も期待できるでしょう。


将来の健康を守り育てるためには、今、自分の力で治せることからスタートしていくことが大事ですね。